おいしい紅茶の飲みかた
基本編

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水は新しいものを使う
茶葉も新しいものを使う
湯温は下げない
時間はきちんと計る
注ぐ時はムラなく

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水は新しいものを使う

水は汲みたてのものを使いましょう。湯ざましや汲置きの水は使ってはいけません。水道からヤカンにお水をいれる時には、勢いよく出して。
酸素がたくさんはいっていると、ポットの中でお湯の対流によって茶葉がジャンピングします。これが紅茶の味に影響するためです。
水道水が使えない場合にはミネラルウォーターでも仕方がないですが、できれば非加熱のものを使うようにしましょう。加熱殺菌されているものは、酸素がほとんど抜けてしまっています。
ちなみにポットは茶こしが中に入っていなくて、丸型のものがジャンピングしやすいです。
茶葉も新しいものを使う

紅茶の葉は、新しいもののほうが、やはり香りが良いです。
封を切ったら、密封容器に移して湿気と日光を避け、なるべく半年以内に飲みきるようにしましょう。お菓子などについてくる乾燥剤を入れておくのもいいです。
紅茶の葉は、スプーンで人数分+もうひとさじ。これが Tea for Pot です。ただし、日本の水は軟水でカフェインなどが抽出されやすいため、「ポットの為のひとさじ」は必要ない場合も多いです。何度も入れてみて、自分の好みの濃さを確かめてください。

湯温は下げない

事前にポット、ティーカップは暖めておき、ティーコジー(ティーポットカバー)も用意しておきます。ヤカンでお湯を沸騰させたら、ポットのほうを火のそばまで持って行って、お湯を注ぎます。ぬるかったりすると、きちんと葉が開きません。水に酸素がたくさん含まれていると、ポットの中で茶葉ジャンピングを起こします。
湯温が下がると、それだけ渋味が増してしまうので、ティーコジーは必須です。ない場合には、タオルなどをたたんで上にかぶせてやるといいです(笑)

時間はきちんと計る

紅茶の葉が開ききるまでには少し時間がかかります。ティーパックで約40秒〜90秒、BOPタイプのもので1分〜2分、OPでは約3分、ダージリンやシッキムなどは5分近くかかります。パッケージには必要な時間が書いてあるはずですので、きちんと守りましょう。
慣れてきたら、自分の好みの濃さにあわせて時間を調節します。
また、時間がわからなくなってしまった場合には、ポットのふたを開けてみて、紅茶の葉が浮いているようだったらまだ早い、という感じですね。
ただ、湯の温度が低いと浮いたままになってしまうことがあるので注意が必要です。

注ぐ時はムラなく

時間になったら、ポットを持ち上げて軽くまわしてやります。そしてカップに注ぎますが、この時に回し注ぎをして、お茶の濃さが一定になるようにしましょう。ポットの下のほうが濃くなっています。
また、できれば注ぎ残しのないようにするのが一番ですが、何杯分かつくった時には、注いだ後にまたティーコジーをかぶせて、お茶の温度が下がらないようにしておきます。


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