舞踏国家と呼ばれし、ザグハ国……
その西に、森と湖に囲まれた都市がある
芸術や交易が盛んなこの都市を訪れた旅人たちは皆、その都市の事をこう言う

『美しき湖畔の街 レミール』と……。

「大地の赤」




GM: では、まず、キヒからです
GM: 今の時間はお昼前です
キヒ: 街の中ですか?
GM: 街の中央広場にいます
GM: 結構人出があって賑やかです
キヒ: 「ふう……喉乾いた……」 座れるところをキョロキョロと……
GM: すると「フェイフォン」という看板が見えます
GM: 食堂のようですね。
キヒ: 「あら、ちょっと休ませてもらいましょう」 てとてと
アイドラーン: (「風凰」…かな)
GM: (「飛凰」ですね)
アイドラーン: (ちゃうか…フェンだな(^^;>風)
キヒ: 「もし……」 店に入りつつ
フェイ: 「いらっしゃいませ。」
キヒ: 「あの、何か飲み物いただけます?」
フェイ: 「はい、かしこまりました。」
フェイ: 「はい、御待たせしました。レミール茶です、どうぞ」
キヒ: 店内見回しながら……飲み物をコクコクと
GM: 赤い色が特徴的な飲み物ですね
フェイ: 「お客さん、レミールは初めて?」
GM: とにこやかに、親しみを覚える笑顔で聞いてきます
キヒ: 「ええ……変わった飲み物ですわね、おいしい」
フェイ: 「そうだね、このお茶は色もそれに、味もいいからね(^^)」
キヒ: 「今日は何か……? 広場が賑やかなようですけれど」
フェイ: 「うん、もうすぐ、『舞踏祭』っていうのがはじまるんだ、まだまだ、先なんだけど、みんな楽しみでしかたないんだよ」
ニハ: (…まだだったのか(笑))
キヒ: 「まあ……」 目がキラーン 「……それは楽しみですわ」
キヒ: 「……あの、もう一杯いただけます?」 おかわり、いくらでしょう?
フェイ: 「あいよ、ああ。サービスしとくよ、御代わりは(^^)」
キヒ: 「まあ、ありがと」
GM: 1CPです
フェイ: 「宿が決まっていないなら、うちにしない? 安くしとくよ?」
キヒ: 「ええ、ぜひ(^^)」
フェイ: 「ありがと、それじゃ、後で部屋に案内するね」
GM: という所で少しお待ちを……

GM: 御待たせしました、アイドラーン、ニハ
GM: 場所は「メイファン商会」です
GM: 店の奥でリンが帳簿とにらめっこしてます(笑)
ニハ: 荷物運びぐらいはやっているかもしれない…帳簿は手伝えんな
GM: まあ、用心棒の先生も兼ねてると思って下さい
アイドラーン: …薪でも割るか(^^;
リン: 「……おかしいわね……」
ニハ: 「リンお嬢様、どうかしたべか?」 と近くで荷運び中
アイドラーン: 「ん?」
リン: 「レミール茶の入荷が最近、少なくなってきてるんですよ。」
アイドラーン: レミール茶についての記憶を探りたい…
GM: レミールで一般的に飲まれるお茶の種類です、値段はそこそこ
ニハ: 「…おらよくわからんけんどぉ…それがおかしいだべか?」
ニハ: (PCに振らせても判るまいからリンお嬢様に聞く(笑))
リン: 「レミール茶は今が、最盛期で一番、出る時期なんです、それがここ、しばらく入荷がなくて……」
アイドラーン: すると…産地と、流通経路上の障害について考えるかな(^^;。
ニハ: 最近の天候は?
GM: 農作物にとって最高の天候でした
ニハ: 「すかす、最近の天気だとぉ、不作ってこともねぇべなぁ…」
リン: 「このままだと、レミール茶の値段が高騰してしまいます……」
ニハ: 「…高く売れるともうかるべ?」
リン: 「それは、それですけど、街の皆さんが普通に口にするものに法外な値段を付ける訳にはいきませんから(^^;」
ニハ: 「そうだべな。街の皆のことを思いやる優しい心の持ち主だべからな(うんうん)」
アイドラーン: 「その前に大きく買い入れた所はあるのかな?」
リン: 「そうですね、ちょっと付き合って頂けますか?」
アイドラーン: 「ああ (…薪割にも飽きたし(^^;))」
リン: 「ちょっと『フェイフォン』まで……」
ニハ: 「わかったべ。リンお嬢様の皆を思いやる心の為にがんばるべっ!(^^)」
GM: では、移動です

GM: で、キヒ、フェイと談笑している所に、新しいお客さんが来たようです
GM: 女性一人に男性二人です
キヒ: 「あら、お客様よ」
フェイ: 「あら、リンさん。いらっしゃい。アイドラーンさんに、ニハさんも御久しぶりじゃない」
ニハ: 「まんず、ひさしびりだなや(^^)」
アイドラーン: 「ええ(^^;。」
リン: 「こんにちは、フェイさん。リュウゴさんいますか?」
フェイ: 「ええ、いますよ。ちょっと待って、あんたー。リンさんが来たよ」
アイドラーン: 「(宿屋に連泊できるだけの金が…)(^^;」
ニハ: (うむ…金持ちだよな(笑))
GM: 店の奥から、こわもての大きな男が出てきます
GM: リュウゴはフェイの旦那です
リュウゴ: 「ああ、いらっしゃい。今日はどうしたんだい?」
ニハ: 「リンお嬢様のおともだべ(^^)」
アイドラーン: 苦笑しつつ頷く
リュウゴ: 「そうか」
リン: 「ええ、実はレミール茶の事で、何か起きているようで……」
キヒ: 「(レミール茶……?)」 手元のお茶に目を落とす
ニハ: 「…昔話の相場だと、三匹つーのが相場だけんどな」
リュウゴ: 「レミール茶か……最近、市場にでてないみたいだな……」
フェイ: 「ねえ、キヒさん。今、仕事探してる?」
キヒ: 「え、ええ……」
フェイ: 「キヒさんが気に入ったそのお茶絡みの仕事みたいなんだけどね、受けてみない?」
キヒ: 「私にできる仕事かどうかわかりませんが……お話を聞かせていただいても、よろしい?」
フェイ: 「ええ、人手は多い事に越した事はないからね」
ニハ: 「…三匹目だなや?(笑)」
キヒ: 「え?」
ニハ: 「おっと、すまんす。失礼だったべな(^^;(^^;」
キヒ: 「???」 って顔で(^^;
フェイ: 「みんな、こっちのキヒさんにも話聞いてもらっていいかな?」
アイドラーン: 「ああ、もちろん」
ニハ: 「いいべ」
リン: 「ええ、お願いします。」
GM: では、リュウゴを中心に話を聞くと言う事で……

リュウゴ: 「で、話の続きだが……」
リュウゴ: 「レミール茶はレミールの西の『ウージ』という所が産地なんだ。」
ニハ: (…ウージー…マシンガン…)
GM: (いえ……宇治です……(ヲヒ))
ニハ: リンお嬢様の後に立っていよう
リュウゴ: 「後、レミール茶を卸しているのはメイファン商会の他は二軒くらいだな」
アイドラーン: 「その店の名前は?」
リュウゴ: 「『ペイ商会』『ナン商会』だな」
ニハ: 「その店も入荷がなくて困っているベな…」
フェイ: 「そうだね、どっちもお茶を買い占めてるなんて、話は聞いていないしね」
アイドラーン: 「ふんふん」
リン: 「そうですか……。」
ニハ: 「そったら、産地へいって調べるしかねぇべな? 山賊に取られてるなら話がきてるべ」
リュウゴ: 「そうだな」
キヒ: 「その、産地というのはここから遠いのでしょうか?」 所要日数などは?
フェイ: 「徒歩で2日って所だね」
ニハ: (シルクロードを通って延々と…ぢゃないのか(笑))
フェイ: 「まあ、天候によっては3日かかる時もあるけどね」
キヒ: 「輸送の間に事故があったりは……?」
ニハ: 「事故なら知らせがあるべ」
キヒ: 「あ、そうですわね……」
リュウゴ: 「今の所、街の寄り合いの方にもそういった話は入ってきてないので、大丈夫だと思うが……」
キヒ: 「では、お茶が産地から出ているとしたら、どこに行ってしまったのかしら? 産地から出ていないのかしら?」
ニハ: 「それを調べるべ」
ニハ: 「そったら、いつ出発だべかな?」
リン: 「そうですね、明日の朝、出発しましょう。それでよろしいでしょうか?」
キヒ: 「ええ」
アイドラーン: 頷く
ニハ: 「おらいつでもいいだべ(^^)」
リン: 「では、明日の朝。お迎えにあがります」
ニハ: 「出発までに荷運び終わらせとかにゃなんねベな…」

GM: では、明日の出発まで、時間はありますが、何かしたい事がある方はいますか?
アイドラーン: うーん。街の噂を聞いて回る、位かな。なにか情報の追加があったら下さい(笑)
キヒ: 他の商会の人はどうしてるのか……先に何か調べたりしてないかな?と
ニハ: レミール茶の卸しって運んでいるのはこっちの問屋側? それともウージ側から?
GM: ウージ側からです
GM: 「ペイ商会」は評判はいい。「ナン商会」の方はちと商売に一生懸命すぎるらしい
ニハ: 善くも悪くも?(笑)
GM: そう
ニハ: 先を読むとウージの領主の事とか聞きたいが…(笑)
ニハ: あ、ウージ側の運ぶのって特定業者? それとも生産者自らが?
GM: 特定業者です
ニハ: (回船問屋と代官(or勘定奉行)だろうか…(笑))
アイドラーン: じゃ、ナン商会の方の様子も覗いておこう
GM: 一人でいきます?
アイドラーン: ふにゅ。一緒に来ない?
キヒ: 行きます、他の商会の様子を知りたいので
ニハ: 誘われたら行きますね(笑)
アイドラーン: じゃ、誘おう(笑)。
アイドラーン: まぁ、暇潰しだし(苦笑)

GM: では、先ずは「ナン商会」から……
GM: ペイ商会と同じく、ナン商会もレミールの老舗です
GM: 小僧さんが店の前を掃除してたり、ひっきり無しに荷台が運び込まれてます
GM: で知覚判定……
アイドラーン: 失敗▲知覚33×1(74)
キヒ: 失敗▲知覚28×1(86)
ニハ: 失敗▲知覚25×1(54)
GM: あ。知覚*2だったから、もう一回どぞ<判定
ニハ: 失敗▲知覚25×1(99)
キヒ: 成功★知覚28×1(08)
アイドラーン: 失敗▲知覚33×1(66)
GM: では、キヒは裏手の方へ、いかつい連中が入っていくのが見えた……それと……
GM: 君達と同じく、「ナン商会」を伺っているのがいます
ニハ: (妖しい人物の出入りならメイファン商会だって…(笑))
キヒ: 「あら?」 不思議そうな声をあげて 「裏手に……入っていく男達が」 小声で
ニハ: 「なんだべ?」 とそっちを見る
キヒ: 「それに……」 とうかがってる人物を指で示しまし
GM: 商人風のいでたちの男です
キヒ: 「……何をしているのかしら?」
ニハ: 「怪しげだベな」 (自分のことは棚に上げているらしい(笑))
キヒ: 「ええ」 右に同じく(笑)
GM: ニハとアイドラーンは見たことがあります(^^;
ニハ: む? 思い出せます?
GM: 前回、一緒に旅をした、自称宝石商人のディアさんです