ニハ: 「…少なくとも運び込みには台車を使ったようだべな」 溝をさしつつ
GM: その溝が奥へと続いているのがはっきりとわかる
キヒ: 「……ということは運び出しも? やっぱりこの中にお茶があるのかしら?」
ニハ: 「おそらくそうだと思うベ」
キヒ: 「確かめてみなくて、いい?」
ニハ: 「ん」 キヒの言葉にアイドラーンを見る
アイドラーン: 「相手は今の所2人だしね。確かめるにしてもしばらく待って見ないか?」
ニハ: 「わかったべ」
キヒ: 「ええ、そうね……ときどき私は忍耐が足らないって言われるの……」
ニハ: 「すかし、リンお嬢様が心配するべな…」
GM: では、時間を進めていいでしょうか?
アイドラーン: ほい。なんらかの動きがあるまで。1時間位なら待ちます
GM: では、一時間程して、相手側に動きがありました
GM: 小屋からお付きの一人がでてきます
アイドラーン: 荷物は?
ニハ: 「……」
GM: 手に鍵みたいな物を持ってます
お付きB: 「それじゃあ、奥に行って準備に入るぜ」
ニハ: 「奥?」
キヒ: 「?」 わからないというジェスチャー
GM: お付きBは小屋の後ろの方に歩いていきます
アイドラーン: 「いこう。」
キヒ: 「? ええ……」
ニハ: 「小屋の中ぢゃなかったべか?(^^;」
ニハ: よくわからないが、アイドラーンについていく〜
アイドラーン: 分散したところを個別に潰そう
GM: では、小屋の後ろに行くと蔵みたいな物があります
ニハ: どっちに向かったんだ?
アイドラーン: 蔵の方
ニハ: じゃBのほうね?
アイドラーン: うん。先にね。
キヒ: 「ここは?!」
GM: お付きBは鍵を開けようとしています
GM: カチャカチャ……
GM: カチリ……
ニハ: (音が漏れると困るから中で襲撃だな…)
GM: ギィ〜
キヒ: アイドラーンに襲撃のタイミングをお任せします……
GM: お付きBは中に入ります
アイドラーン: 鍵は、中からかけられそう? それとも外からの閂鍵?
GM: 閂だけど、Bが中に持っていきました
ニハ: (普通、倉だと閂だよな…)
アイドラーン: では、2、3分置いて踏み込もうか
ニハ: アイドラーンの合図まってま
キヒ: お任せしまし
ニハ: その間後方警戒してAもしくは誰かこないか警戒してます
アイドラーン: では、蔵の方を指して、移動を始める
キヒ: 後続で
ニハ: 「…あんまし遅れると夕食抜きになるべな…」 (笑)
GM: 蔵の入り口近くまできました
アイドラーン: 外でいったん聞き耳
キヒ: 倉の中のどのあたりにいるか音で判断……と、先に聞き耳されてまし(^^;
お付きB: 「……しかし、ご主人もやるよなあ……」
GM: と奥の方から声が聞こえます
ニハ: アイドラーンと二人で扉にへばり付き(笑)
キヒ: 後ろから見られるとまぬーかも?(^^;
キヒ: 「行く?」 小声で
アイドラーン: 頷く
アイドラーン: 独り言だとわかったら、踏み込もう
お付きB: 「シャール様の所に直接、収めさせた茶をそっくり、うちの物にさせようなんてな……」
GM: 独り言でし
ニハ: (ああ、ちょっと待て、独白が全部済むまで(笑))
アイドラーン: だね(笑) とりあえず全部済むまでまとう
ニハ: (で、「…全て聞せて貰った、そのような悪事を見逃すわけにはいかないな」 と:入ったときの台詞(笑))
ニハ: こっちは後方警戒継続ね
お付きB: 「しかも、ペイ商会やメイファン商会には、納品が遅れている事にして、こっちだけが商品もてるようにしているだからな……」
お付きB: 「レミールでも、茶が切れてきたから、今が売り時って話だからなあ……」
お付きB: 「さてと、そろそろ戻るか……」
アイドラーン: 剣を抜いて中へ
アイドラーン: 「声を立てるな。お前の血で茶を傷めたくない。」
お付きB: 「……何もんだ、手前ら……ひっ」
GM: お付きBは両手をあげます
お付きB: 「……。」 ジー……
キヒ: 後続で……ぢつは持てない剣を手に(^^;
アイドラーン: 「そこにうつ伏せになって、手を後に組め。少々苦しいかもしれんがそうすれば命は助かる。」
ニハ: そこらの荷をほどいてロープで縛ろう。抵抗しなければ
GM: ゴソゴソ……言うとおりにします……
アイドラーン: 武装確認、解除、拘束、縅口、の順で
GM: 了解、武装は短剣のみです
キヒ: 倉の中の様子は? お茶はあります?
GM: 蔵の中は薄暗く、多くの箱が積んであります
GM: ほい、来る様子はまだ無いです
キヒ: 動かぬ証拠の確認を……これでからっぽだったら……(^^;
ニハ: (Bの一人芝居?(笑))
キヒ: (名演技ですね(笑))
GM: 箱の一つを開けると深い赤の茶葉が詰まっています
キヒ: 「……お茶? お茶ね……」
アイドラーン: (発酵茶か…)
ニハ: 縛ったら、外でAが来るかどうか監視に戻る
アイドラーン: こっちから行こう。3対1なら十分だろう
ニハ: 全員出るなら。閂掛け直しますね
キヒ: では後続で外へと
GM: ほい、了解
ニハ: 「あとは小屋にいた一人だベな」
キヒ: 「ええ」
GM: では、小屋の扉の前です……
ニハ: 窓とか裏口は?
GM: 正面(扉のある方)には窓はないです、さっき裏手で見た限りは裏口もなし
アイドラーン: (まぁ、1件の丸太小屋に裏口ないよ…うん…)
アイドラーン: (…サイズ巨大なら別だが(^^;))
キヒ: (丸太の壁だとどんでん返しもないか……)
ニハ: (地下の脱出通路が(笑))
アイドラーン: (うん。それはありかも(笑))
アイドラーン: できるだけ静かに接近、外で聞き耳、抜剣
ニハ: ではアイドラーンの後詰め
お付きA: 「何やってるんだ、おそいなあいつ……」 つぶやき
GM: 聞こえるのは、お付きAのつぶやきだけですね
アイドラーン: 聞く聞く(笑)
お付きA: 「何やってるんだ、おそいなあいつ……そろそろ見に行ってみるか……」 つぶやき
キヒ: 小屋の両側に窓が無いかいちおう確認
GM: 両側にはありますね
キヒ: あ……あった……(^^;
ニハ: 方針は? 中に強襲? 出てきたところを襲う?
アイドラーン: 入口に鍵はかかってそう?
GM: かかっていないみたい
アイドラーン: …と、窓があるのか。出たところを襲おう
キヒ: 了解
GM: では……
GM: きぃ〜……
ニハ: Bを縛ったときにロープ余って、持ち出したことにしていいかな?…遅かったか(^^;
GM: お付きAがドアを開けます……/OKです
ニハ: いや、出てきたところ転ばそうと考えていたんだ(^^;)
GM: あ、それは、ちと無理
ニハ: (まあ、縛りにつかえるから…(^^;))
アイドラーン: 扉の脇で待とう。
GM: で、お付きAが出て来ます
お付きA: 「……?!。誰だ、お前らっ」
アイドラーン: 剣を突きつけて 「抵抗すると死ぬ。」
ニハ: 「ここじゃ助けも呼べないベ」
お付きA: 「……何だと……」
ニハ: (…どっちが悪人だろぉ…(笑))
アイドラーン: 「うつ伏せになって伏せろ。手は後に組んで。」
お付きA: 「……。」
ニハ: 「神妙に御縄(とロープ見せて)ちょうだいするべ」
キヒ: 無言で剣を見せつつ……
お付きA: 「命は助けてくれるのか?」
アイドラーン: 「特に殺したいとは思ってない。」
キヒ: 「言われた通りにしなさい」
お付きA: 「仕方ねえ、わかった……」
ニハ: 伏せるまで待機…
GM: 言うとおりにしますです、はい
アイドラーン: では、同様の手順で、武装確認、解除、拘束
GM: ほい、武装は同じ
ニハ: では縛り縛り:A
アイドラーン: 今回は猿轡はまだ。
キヒ: (「じゃあまずキヒ様はいつもお美しいです、と言うのよ」 とか言ってみたり(笑))
ニハ: 「こいつも倉にほおりこむだべか?」
アイドラーン: 「いや、先に…」
キヒ: 「? 何か聞くことが?」
お付きA: 「……何かあるのか?」
アイドラーン: 「知ってることを洗いざらい話してもらおう。言っておくが、お前の仲間も捕らえてある。言うことが食い違うようだと…殺しはしないが多少痛いかもしれん。」
お付きA: 「何を話せっていうんだ……?」
ニハ: 「(…なろほど。脅し方も勉強になるベ…)」
アイドラーン: 「あそこに(蔵)茶がある仕組みと、関わっている人間、その役割」
お付きA: 「……。」
アイドラーン: 剣を持ち上げて、手を放そう…。
アイドラーン: 丁度顔の横にくる位がいいな。
お付きA: 「……茶は通常ウージの業者が運ぶんだが、今回はナン商会が運ぶ事にしたんだ……。」
アイドラーン: 「なるほど。」
お付きA: 「それを本来、レミールの商役場の倉庫にいれんだが、そこにはいかず、ウージからそのまま、ここに茶を運んだのさ……」
アイドラーン: 「ふむ」
お付きA: 「これに関わっている人間……どうせ、目星はついてるんだろう……?」
ニハ: 「どうやって、ナン商会が運ぶことに手配しただべか?」
お付きA: 「簡単さ、上からのお達しと金だよ」
ニハ: 「上ってだれだべ?」
お付きA: 「シャール様だよ、うちの旦那に賄賂を貰ってるのさ……」
キヒ: 「賄賂……」
ニハ: アイドラーンを見る
アイドラーン: とりあえず聞けそうなことを聞いてしまおう
GM: 後は、この二人が明け方になったら店に茶を運ぶ事になっていたらしい事くらい
アイドラーン: ナンと、シャール以外に関わっているものがいるかどうかも
アイドラーン: (ナン商会の下っ端除く)
ニハ: (シャールの下っ端(笑))
アイドラーン: (なるほど(^^;))
GM: 他には関わっている人間はいないそうです
アイドラーン: では、誰かが街へ知らせに行く、かな?
アイドラーン: オーカ様のところに…
キヒ: 南町奉行オーカ様の元へ……(笑)
アイドラーン: あと、メイファン商会と…
ニハ: 「おらがいくべ。オーカ殿のところに話に行くにおらたちだけじゃ信用して貰えないべ。リンお嬢様と話にいくべ」
アイドラーン: 「うん。それはいい。頼む」
ニハ: ということで、メイファン商会に戻ってリンお嬢様に話して、オーカ様のところに直訴に(笑)
アイドラーン: その間に小屋の方も調べておこう
ニハ: では鍵は渡しておくね
GM: ほい、では、その辺の所は事後処理で
GM: 小屋の中には、テーブルとイス、めぼしいものは特にないですね
アイドラーン: 山吹色の菓子折り、は?
GM: 中継場所みたいな所にそんな物はないっす(笑)
アイドラーン: みゅん(^^;
ニハ: それはシャールの屋敷においてきたのでわ?(笑)
GM: では、そろそろ締めたいと思いますが、最後にやっておきたい事はありますか?
ニハ: 特にない
キヒ: 特になしです
アイドラーン: ふみ。こっちもいいです
GM: では……。
日も落ちかけた夕刻、ニハとリン・メイファンは警備隊長オーカ・カミールの元を訪れた。
リン: 「以上が今回集める事のできました証拠でございます。捕らえた者達は、私の知り合いが見張っております。オーカ様、どうかお手配を御願い致します。」
オーカ: 「うむ、わかった。実はナン商会については内々に調査を進めていたのだ。今回のお主たちのおかげで捕らえる事ができる。本当に今回の事は感謝する。後は我々に任せてくれ。」
その夜遅く、レミール茶の隠し場所にナン商会の主人、ナン・バットがやって来た…。
ナン: 「全く何をやっているんじゃ、あいつらは何の連絡もせず…。」
そう言って、手下がいるはずの丸太小屋に入ると中はもぬけのからであった。
ナン: 「……いない……、裏の蔵にいくぞ…。」
慌てて蔵へと走るナン達、蔵の鍵を開け中を見る…、そこに見たものは捕縛され、床に転がっている手下と威厳溢れる男が一人。
オーカ: 「ナン商会主人、ナン・バット。お主の目論見、すべて明るみにでる事となった。それとお主の後ろ盾である、シャール・ハントも捕らえられた。観念するがよい…。」
こうして、レミールの嗜好品である『レミール茶』を役人と結びつき、独占高騰を狙った商人の目論見は潰えた。
数日後、公爵ディラール・グラントの命により『レミール茶』の新茶が街の人々に振る舞われたという……。