舞踏国家と呼ばれし、ザグハ国……
その西に、森と湖に囲まれた都市がある
芸術や交易が盛んなこの都市を訪れた旅人たちは皆、その都市の事をこう言う

『美しき湖畔の街 レミール』と……。

「剣の誘惑」




GM: では、始めにライシア、ランから……
GM: お二人は、レミールへ向かう途中で、とある商人の護衛をしてきました。
GM: 丁度、目的地と同じだったとか、路銀稼ぎにいいかなとか、理由はそれぞれ付けて下さい
GM: 今は、レミールまで、後、数時間といった街道を歩いています
ラン: 路銀をくれて、食事もくれるなら、どこへでもついていきますとも(笑)
ライシア: 確かに30SPしかない……
GM: で、お二人を雇ったお人は、宝石商人のディアさんと言います
シジマ: (また悪いクセを…(^^;))
GM: ディアは30代の顎鬚を生やした人です
ディア: 「いやあ、二人が護衛を引き受けてくれて助かったよ(^^)」
ラン: 「いや、護衛に雇ってくれて助かりましたよ(^^)」 (正直者)
ディア: 「しかし、最近、サグハ国内で辻斬りが出没してるというし、困ったもんだ……」
ラン: 「おっかない話ですねぇ。……で、辻斬りって、何を切るんです?」
シジマ: (そりゃ、辻を(嘘))
ラン: (辻が斬られて亡くなると、道を曲がれないので大変ですねぇ)
ディア: 「噂に聞いた話じゃ、腕の立つ者を襲ったともいうし、商人なども襲ったって話だったな。」
ラン: 「腕の立つ者(と、ライシアを見る)、商人(と、ディアを見る) ……僕的には問題なしだ」
ライシア: (見た目、ひ弱なにーちゃんですけど)
シジマ: (きっと、実力を披露する事態が、以前にあったに違いない)
ライシア: (実力?(笑))
シジマ: (それとも運の強さ)
ライシア: (逃げ足の早さとか)
シジマ: (それでは「足の立つもの」でわ)
ラン: (逃げ足でもって、無敗の戦歴を築くわけですね)
ディア: 「そういえば、二人はレミールは初めてかい?」
ラン: 「はい、初めてです。ずっと北の方にいましたので、こちらは珍しいものばかりで(^^)」
ライシア: 「初めてだよ」
ディア: 「そうか、じゃあ、うまい飯を食わせる宿屋があるから、そこを紹介しよう(^^)」
ライシア: 「もうちょっとだろ。楽しみにしてるよ」
ラン: 「ありがとございます」
ディア: 「ああ。楽しみにしてもらって大丈夫だと思うよ。」

GM: シジマとルシェのお二人は今、「フェイフォン」にいます。ルシェはウエイトレス、シジマは……
シジマ: 忙しいなら手伝うし、余裕がありそうなら、お茶飲んで溜め息ついてます…
ルシェ: 時間帯は? お客さんの入りはどうでしょう?
GM: お昼時の一番忙しい時間帯は過ぎてます
シジマ: じゃぁ、今まで手伝っていたということで
ルシェ: んじゃ、一息つこうって所で(笑)
フェイ: 「ルシェちゃん、そろそろ一休みしていいよ」
ルシェ: 「は〜い(^^)」
フェイ: 「しかし、今日も忙しかったねえ。お天と様に感謝しなきゃ。」
ルシェ: 「今日も忙しかったなぁ……。あれ、どうしたんですか?ため息なんかついちゃって。」
フェイ: 「どしたんだい、シジマ?」
シジマ: 「え……あ、ああ、ちょっと疲れたなぁって…それだけ」
フェイ: 「そうかい、ならいいけどね……」
シジマ: そう言いながら、また溜め息ついて……本人は意識してない様子
フェイ: 「駄目だね……こりゃ……」
ルシェ: 「何かあったんですか?」
フェイ: 「さあね……シジマのことだから”男”の話ってのはなさそうだけど……どうなのかね?」
シジマ: (ひどいわっ(^^;)  (笑))
フェイ: 「ああ、そうそう、最近、この辺りで辻斬りが出るって話だから気をつけるんだよ」
シジマ: 「あ、ああ、うん。皆にも伝えておく」
ルシェ: 「あっ、あたしも聞きました。怖いですよねーっ、商人さんとかが襲われたんですよね?」
フェイ: 「そうなんだよ、今、うちの亭主も街の寄り合いにいってるから、何か対策立てるんじゃないかな?」
ルシェ: 「ふーん、なら辻きり騒ぎもすぐに治まりますよね。」
シジマ: 「そう…。夜回りなりなんなり立てるんだったら手伝うから言っとくれ」
フェイ: 「わかったよ、ありがと(^^)」
フェイ: 「商人っていやあ、ディアさんは大丈夫かな、最近、顔も出さないし……」
シジマ: 「あのお人は大丈夫…こわぁいお目付役も居ることだし」 苦笑して
フェイ: 「そうなって欲しいね。」
ルシェ: (そういや、ディアさんの正体とかってルシェ知ってるんだろうか?)
GM: (知らないと思う)
ルシェ: (じゃあ、お客さんとして面識ある程度でしょうね。了解しました)
シジマ: 「それに……ああいう人は長生きするさ、きっとね…」 遠い目をして呟いたり

GM: で、そういう会話をしている所へ……
フェイ: 「そうだね……あ、噂をすれば……」
シジマ: 「え」 素直に
ルシェ: 「あっ、いらっしゃいませ〜っ!(^^)」
フェイ: 「いらっしゃい。ディアさん、随分、久しふりだね(^^)。それと後ろのお二人は?」
シジマ: いちお、目礼。で、その後、視線をそらす
ラン: 「これが店、美味いものをくわせてくれる……」 店内を見回す
GM: 派手ではないですか、小奇麗で清潔な店内です
ラン: 「きれいな店……」 ちょっと咳払いして、戸口で身体の埃を叩き落としておきます
ディア: 「よう、久しぶりだな、フェイ。後ろの二人は、しばらく護衛してもらったんだ。二人に食事とお茶を頼む」
ルシェ: 「はいっ、わかりましたっ!」
シジマ: 「……護衛?」 そっぽ向いたまま、ぴくっと反応
ディア: 「ああ。好きな所に座ってくれ。」
ライシア: てってってと中に入って、てきとーに座る。
ラン: 店の隅の方の席にちょこんと座る
ルシェ: 「(お仕事お仕事(^^))」 取りあえず人数分水でも持ってこよう
ルシェ: 「しばらくお待ちくださいね、すぐにお料理も出来ますからっ(^^)」 お冷やだしながら
フェイ: 「はいよ、ルシェちゃん、定食二つ上がったよ。」
ルシェ: 「は〜い(^^)」
シジマ: 強さを値踏みする目で、同道の二人を見直しています
ライシア: 全然強そうに見えない(笑)
シジマ: (反射15だし、なかなかの身ごなしでわ?)
ライシア: (踊りで鍛えた身体でわ)
ルシェ: 「お待たせしましたっ(^^)」 さっと身なりとか見て、まずディアとライシアに定食を
ライシア: 「この飯、あんた、持ち?」
ディア: 「ささやかながら、色を付けさせてもらうよ」
ライシア: 「それは嬉しいなっ」
ラン: 「……(食べてよいものかとディアを見る)」
ルシェ: 「(ん、ひょっとしてディアは注文して無かったんだろうか(^^;?)
フェイ: 「はいよ、ディアさんにはいつものだよ」
ルシェ: 「あっ、そうかディアさんは、これでしたね(^^;」
ディア: 「よう、相変わらず元気そうだな……ってどうした、こっちをジロジロ見て?」
シジマ: 「また悪い癖を出しましたね」 小声で、責めるように
ディア: 「……ん、まあ、そういうな、唯一の道楽のような物だしな(^^;」
シジマ: 「だからって……。……黙ったままでいていい事と……」 ふと口をつぐんで
ディア: 「まあ、それを言われるとな……(苦笑)」
シジマ: 「……言わなきゃいけない事ってのは…あたしは、あると思います」 苦い、悩んでいる表情で続けた後、黙ります
ルシェ: 「お待たせしましたー(^^)」
ディア: 「お、すまないな」
ディア: 「随分、仕事も板についてきたみたいだな(^^)」
ルシェ: 「ええ、あたしもここに来てもう随分たちますからね(^^) もう料理ひっくり返したりしませんよ」
ディア: 「そうか、一回俺もスープかけられた事もあったしな(笑)」
ルシェ: 「えっ、そんな事ありましたっけ(^^;? まぁ、そういう昔の事は忘れましょーよっ」
ディア: 「さあ、冷めないうちに食べてくれ」
ライシア: 「そらもぉ……遠慮なく(^^)」
ラン: 「(^^)」 いそいそと料理に手を出す
ライシア: 味は?(笑)
GM: とても美味しいです
ラン: 匂いは?(笑)
GM: いい匂い(笑)
フェイ: 「うちの看板娘に、変な事言わないでもらえるかい、ディアさん?」
ルシェ: 「そんな、看板娘だなんて(^^; それは、カチュアさんの事でしょ」
ディア: 「わかった、わかった。俺が悪かった(苦笑)」
シジマ: (看板娘たくさん居るね)
GM: (二人だけのような?)
ルシェ: (カチュアさんもウェイトレスやってなかったっけ?)
シジマ: (カチュアとルシェ……だけか(笑) つい、ティキもかと)
ディア: 「……で、どうだ?」
ライシア: 食べるのに夢中になっている
ディア: 「ああ。ゆっくり食べてくれ(^^;」
ラン: 「なんです?……もぐもぐ(まだ食べてる)」
ディア: 「……(苦笑)」
ライシア: 「……やっぱ、飯はうまくないと……って、なんだ?」 こっち見てるディア
ディア: 「随分、うまそうに食べてると思ってね(^^)」
ライシア: 「ちゃんとお薦め通りうまいからさ」
ディア: 「そうか、なら、紹介したかいがあったってものさ。」
ディア: 「さてと、美味かった。ごちそうさん、フェイ。」
フェイ: 「いいえ、お粗末さまでした。」
ラン: 「……もぐもぐ(まだ噛んでる)」
ディア: 「後は、この二人に今日の部屋を頼む。」
ラン: 「えと、お金ないから、いいです」
ライシア: 「それも込み?」
ディア: 「安心しろ、一泊分くらいは報酬だよ(^^;」
ラン: 「ありがとうございます(^^)」
シジマ: 視線上げて 「…辻斬りが出るそうです。お宅までお送りしましょうか?」
GM: 「…そうだな、お願いするか。」
シジマ: 「はい」 小太刀持って立ち上がり
ライシア: 「なんだ。護衛しなきゃなんないほど、家って遠いのか?」
ライシア: 「こっちも暇だし、宿代くれるっていうんだんから、いくよ」
ラン: 「宿代分、働きますよ」
シジマ: 「そういうわけでもないけれど……」 ディアの方をちらっと見遣って
フェイ: 「全く、素直じゃないね……シジマは(苦笑)」 (小声)
ライシア: 「……へ? お邪魔?」
フェイ: 「おや、聞こえたかい?」
ルシェ: 「(小声)えっ、そうなんですか?」
ライシア: 「じゃあ、邪魔しちゃあ悪いよなぁ……(^^)」
フェイ: 「そう思うだろ?」
シジマ: 見遣ってたので、フェイとライシアの台詞は聞えてません…(^^;)
ライシア: 「こーゆーことには耳いいんだ。それで姉貴によくぶん殴られた」
ディア: 「……おまえたち……(苦笑)」
ルシェ: 「(小声)へー、そうだったのか……あたし、ちっとも気づきませんでした(^^;」
ライシア: 「んじゃ、食ったばかりなので、ちと座ってるよ。悪いな」
シジマ: 「ああ」 そっけなくうなづく
ライシア: 「あんたも、食ったばかりに動いたら腹が驚くぜ」 とグイッと(笑)
ラン: 「はあ」 (事態が飲み込めない顔)
ルシェ: 「それでは、お二人とも、お気をつけてー。またの御来店お待ちしてまーす(^^)」
シジマ: 外を一旦見てから、ディアさんを護衛していきます(^^;)
ライシア: 「お待ちしてまーす……経過聞きに(笑)」
GM: ……では、という事で……
GM: シジマ&ディア外へ……
シジマ: (あああ、なんか、すっごく展開が不本意な方向へ(^^;) (笑))
ライシア: 二人がいなくなってから、「野暮だってさ(^^)」
ルシェ: 「ひょっとして、今日シジマさんが元気無かったのって、ディアさんが最近来てなかったからですかね?」 (とか要らぬ想像を膨らませていよう(笑))
フェイ: 「どうだろうね(^^;」
ライシア: 「知り合いみたいだったけど、こーゆーことは知らなかったんだ」
フェイ: 「それより、あんた達、仕事する気あるかい?」
ライシア: 「皿洗い? 床掃除?」 (オヒ)
ラン: 「あります。仕事、くれますか?」
フェイ: 「まあ、どんな仕事かわからないけど、うちの亭主が持ってくると思うからさ(^^)」
ライシア: 「皿洗いなら得意だよ。家でやらされてたからな」
フェイ: 「そうかい、それじゃあ、しばらくしたらやってもらおうかな?」
ライシア: 「ん……。ワイン一杯(^^)」
フェイ: 「商談成立だね」 握手
ライシア: 「OK(^^)」 握手
シジマ: (ああっ、手が荒れてしまうでわ)
ライシア: (野郎だから気にしない)
シジマ: (女装できなくなっちゃうぞ(笑))
ライシア: (とか言って、毎晩保湿クリームとか塗ってたりして…… はっ。それは困るっ(笑)オヒ)
ルシェ: 「あっ、あたしにもできるような仕事だったら言ってくださいね(^^)」
フェイ: 「あいよ、わかってるよ」
ラン: 「なんでもやります。……痛いのはだめですけど」